介護にかかるお金の話

鹿児島県鹿屋市在住のファイナンシャルプランナーが、人生100年時代への備え方、主に「介護にかかるお金」をテーマに発信しています。

自己紹介

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鹿児島県鹿屋市に在住のファイナンシャルプランナーです。

 

このブログでは、人生100年時代への備え方、主に介護にかかるお金の話について発信していきます。 

 

初回記事では、まず、筆者の自己紹介をしたいと思います。

 

 

私は生まれも育ちも鹿屋市で、高校までを鹿屋で過ごしました。

桜島の火山灰を浴びながら、部活のサッカーに打ち込んでいました。

 

高校卒業後は九州大学に進学、新卒で某大手海運会社に入社し、東京霞ヶ関でサラリーマンをしていました。 

 

憧れの東京、日本の中心部で働き、仕事も楽しく毎日が充実感に満ちていました。その頃は、まさか近い将来、田舎に帰ることを決断するとは少しも想像していませんでした。

 

そんな私の心境に変化が起きたのは、子供が生まれてからでした。 

 

我が子を連れて田舎に帰るたびに、孫を嬉しそうに抱く両親や親せきの姿、

みんなに可愛がられながら楽しそうに遊ぶ子供の姿を見て、

 

「これまで頭にもなかったけど、田舎で暮らすって家族にとって幸せなことなのかも」

という思いを抱くようになりました。

  

とはいっても、

せっかくこれまで積み上げてきたものを一度リセットしなければならない…

仕事を変えてうまくいかなかったらどうしよう…

モヤモヤと悩む時期が続きました。

 

一方で、自分でも感じていることがありました。

田舎に帰ったときの自分は、何となく自分らしい気がして、

東京にいる自分は、いつも気が張り詰めている、

そんな気がしていました。

 

 

これまでの人生は、自分に正直に、自分を信じて、運も味方につけながら、歩んできました。

 一度きりの人生、絶対にあとから後悔だけはしたくない、という思いがありました。

 

私には何の才能もありませんが、努力することだけは得意です。

これまでがそうであったように、環境が変わったとしても必死に努力すれば良い、

絶対に、あれは良い決断だったと言える人生にしてみせる、と覚悟を固めました。

 

そして、一大決心して、家族みんなで田舎に帰ることにしました

 

転職先はこれまでと全く畑違いの保険会社の営業マン。

 

畑違いではあるけれど、「人のために」という私の仕事観とは合っています。

前職の海運業界は、一般の方からするとそれほど馴染みのない業界です。

簡単にいうと「大型の船であらゆるものを世界中に運ぶ、国際貿易を行う」会社で働いていました。

私たちが身に着けているもの、食べているもの、発電所やクルマの燃料など、暮らしのなかには外国から船で運ばれてきたものが溢れています。

世の中を、人々を支える仕事、ということにやりがいを感じていました。

 

大学進学以降、10年以上田舎を離れていましたが、

私は、生まれ育った、いまの自分を形作った故郷のために何ができるのだろう?

という思いがありました。

 

保険営業マン、普通の感覚からすれば、みんな避けたい人物だと思います。

 

しかし、安心して暮らしていくために、保険は多くの人にとって必要なものです。 

一方で、きちんと検討し、納得感を持って加入している人はどれほどいるでしょうか。

田舎ほど、付き合いや昔からのつながりで何となく掛けている…

どんな保険に入っているか分からないまま、高い保険料を払っている…

よくあるパターンだと思います。

 

でもそれで良いんでしょうか?

保険は、何か問題があるから加入します。

では何のリスクに、いつまで、どの程度備えておく必要があるのか、自分でもしっかりとそれを理解し考えた上で、納得感を持って加入することが重要だと思っています。

きちんと検討した結果、保険が問題の解決策ではないこともあります。

 

本人や家族のことなので、それぞれの状況に合わせて熟慮すべきテーマのはずが、

友人・知人等の付き合いで、どんな保険なのかもよく分からないまま、勧められるがままに加入して、かといってその担当者は任せきりにできるほど頼れる訳でもない、しまいにはいつの間にか辞めてしまっていた…

こんなことが横行している業界です。

 

保険はどこで加入するかも重要ですが、担当者が非常に重要です。

商品の選び方、プラン設計、加入後のフォローアップ、全て担当者次第です。

 

保険に対してネガティブなイメージを持たれる「文化」を変えたい。

私とお付き合い頂いている一人でも多くのお客様が、安心して幸せな人生を送れること私がそのサポートをできるのであれば、これ以上に嬉しいことはありません。